体験行ってみた!東宝タクシー(神奈川県横浜市)

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タクシー体験入社.comの掲載企業は首都圏都内に限らず、近隣の県内にも豊富にございます。都心とはまた違った土壌である分、営業手法もさることながら地域ニーズもガラっと変わってきます。それがまた面白い。実に面白いんですよね。

今回は『神奈川京浜地区』のタクシー会社「東宝タクシー株式会社(横浜市鶴見区)」へ弊社スタッフ自らが体験入社をしてみるという試みをしてみました。

鶴見区で創業65年以上。
タクシー事業における地域ニーズを常日頃から真摯に考え、向き合い続けている企業様です。

地元を支える、東宝の行灯

京浜工業地帯の重要地点として、わが国の貿易を支えていると言っても過言ではない横浜市鶴見区。

大黒埠頭から扇島までの東京湾沿いには大手化学工業会社や鉄鋼メーカーなどがひしめく為、全国から出張族や顧客の流れも多く、お隣の川崎市とともに通勤の足が絶えません。

しかし鶴見区は交通の空白地帯(いわゆる陸の孤島)も多く、産業の空洞化や海外進出が進む中においても、高齢化の波も後押ししてか、市内18区の中で将来予測される人口増加数が今後20年以上は上昇傾向とのこと。

比率してタクシー需要も専用次世代配車アプリの活躍もあり、近年増加しているとのことです。

参考文献 タウンニュース 鶴見区版(2018/4/12号)

最寄駅はJRの鶴見駅と京急本線の京急鶴見駅。いずれも徒歩5分。
駅前にはタクシー乗り場があるので東宝タクシーの行灯を見つけてみよう!

充実の設備内で安全運転♪

実際に訪問させて頂き、エントランスに入りまず驚きが!!

『<本日のお客様>タクシー体験入社.com様』とホワイトボードで記されているではありませんか!

よく旅行へ行かれた際に『歓迎、〇〇様』と看板が出ているのと同じ感覚になったと言いましょうか…非常に嬉しい限りです!

入口エントランスにはこのような気配りが…。
こういうのって本当嬉しいんですよね!

営業所2階の会議室へ通して頂き、いよいよ体験入社の説明と注意事項を受けます。

ご担当者様から興味深い「地元密着である理由」などを、理論的にかつ分かりやすく説明。 いかに東宝タクシーが選ばれる会社であるかがうかがえます。

まず初めに体験入社に関する説明を受けます。
東宝タクシーではプロジェクターを使ってわかりやすく教えてくださいます。

点呼場の様子。実際に乗務員さんの点呼→一日の流れを説明してくださいます。

タクシー乗務員の常である「アルコールチェック」。
東宝タクシーではその他健康面のチェックも欠かしません。

各チーム毎に「事故防止」に対しての意識を記入している様子です。
引き締まりますねぇ!

本日のメイン「体験乗車」

左腕に腕章をつけ、いざスタート!

いよいよ待ちにまった体験乗車がスタート。左腕に腕章をつけてスタート。

今回も助手席に乗せて頂き、乗務開始前の点検などを見学。やはり目を引くのは次世代タクシーアプリ『MOV』の搭載。導入を開始してからというものの、やはり他地区同様、鶴見区内の配車数も上昇傾向のようです。

運転メーターの右側に乗務員用のMOV画面。
(プライベート携帯ではありません笑)

また、鶴見区は京浜地区でも「流し営業」が比較的成立している地域であり、実際に体験乗車の最中、「病院の帰りなんだけど、〇〇マンションまでいいかな?」とお客様にご乗車を頂きました。

今回運転手として体験乗車を手伝ってくださったのは、東宝タクシーで運行管理部部長兼営業所長を務める山本さん。お忙しい中、丁寧に説明していただきました。営業地域を回って思ったのは、東宝タクシーの乗務員同士とよく道中ですれ違うということです。会えば皆さん「お疲れさん」と手を挙げて挨拶してくれますし、ここにも地域密着感が見てとれますよ!

今回体験乗車にご協力いただいた東宝タクシーの山本さん。
お客様の要件に対しても「道順を先にお伝えして安心感を与える」スタンスはさすがの一言。

鶴見区内の営業地域を体験乗車。
日照時間の少ない今年の梅雨でしたが、この日は珍しく晴れ間も♪

良い意味で『狭く深くをターゲットに営業』…つまり東京23区のような広いマーケットではなく『地元の人を支える営業』をメインとしているので、初めてタクシーのお仕事をされる方、近隣の方にとっては非常にお仕事がしやすいという事が改めて実感できました。(※もちろん神奈川京浜地区東京23区武蔵野三鷹同様に、『地区内の営業』であれば原則どこでも可能です。)

地元鶴見区の「本町通り」。ここでは日中でも流し営業でお客様の手があがることも。

東宝タクシーの魅力

東宝タクシーの丸い行灯。このシンプルさが伝統を感じさせます。

鶴見区で創業65年以上。

タクシー事業における地域ニーズを常日頃から真摯に向き合い続けている企業様です。地元鶴見で堅実に成長していき、いち早くタクシー業界におけるバリアフリー化を推進。

UD(ユニバーサルデザイン)タクシーを導入した2012年には先代の大野清一社長が旭日双光章を受賞。

UDタクシーとは

旭日双光章とは(内閣府)

また2009年より『子育てタクシー』の運行を開始し、子育て支援団体の各種研修を受けた認定ドライバーが、乳幼児同伴の方向けの外出サポートや、小さいお子さんの送迎などを担っており、地域住民から好評を博しております。

育てタクシーとは

この度体験入社の自社スケジュールから当日現場の説明まで率先して行ってくださった東宝タクシーの大野慶太代表取締役社長は、上記の一般社団法人全国子育てタクシー協会の会長も務めていらっしゃいます。普段から新しいことを臆せずに チャレンジしていく姿勢が、地域貢献と業界の活性化をうまくマッチングさせているのではないでしょうか?

体験入社説明の際も「地域貢献」、「地元を支える会社でありたい!」という強い気持ちが溢れていたのが非常に印象的でした。

体験入社の説明を熱心に行ってくださった東宝タクシーの大野慶太代表取締役社長。
一般社団法人全国子育てタクシー協会の会長も務めている。

とかく東宝タクシーでは乗務員一人ひとりへ健康面の気遣いも徹底しており、「いかに働きやすい環境であるか」を考えており、手間をかけてでも常に乗務員さんとのコミュニケーションを忘れず、信頼関係を築くことを心掛けていらっしゃいます。…これが会社のボトムアップと地域貢献へ繋がっていくのではないでしょうか。聞けば部活動も盛んで仕事以外でも野球部などで楽しく息抜きもできるそうですよ!…例えば少しネタバレをさせて頂くと、東宝タクシーでは乗務員さん向けに健康面を考えたお弁当をご用意しており、希望者は栄養バランスの摂れた無添加のおいしいお弁当を購入し食べることができます。

そのこだわり・気配りたるものなかなか出来ることではございません。

乗務員への気遣いも忘れず敢行。
営業所内で希望者は栄養バランスの摂れた無添加お弁当を購入することができる

部活動への取り組みも一生懸命!中でも野球部は盛んですよ(^-^)/

まとめ

タクシーは我々にとっても身近な乗り物なので、普段利用はあっても『営業所』となるとそこまで注目したことがなかったり、「実際どうやって現場は動いているのか?」、そして「どうやって営業してどう成り立っているのか?」など、なかなか知る機会は少ないと思います。

実際に行ってみると意外な発見があるかもしれませんし、もしかするとそれが思わぬきっかけになるかもしれません。

「実はこうだった!」という事は、世の中にはたくさんございます。

タクシーという業界…一度は見てみたかったという方、将来の地域貢献や自分に合ったお仕事を探すための社会科見学としてもいいと思いますよ!

※現在東宝タクシーでは近隣の方からのお申込みをさせて頂いておりますので、遠方からのご応募はお断り頂く可能性がございます。予めご了承くださいませ。 体験乗車に関しては、実際にお客様がご乗車する場合がございます。ご乗車になられた際は速やかに各会社の指導に従い、法令・接遇を守り対応をするようにしましょう。

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