アサヒタクシー株式会社に体験入社する▷▷▷こちらから
新年あけましておめでとうございます。そして寒中見舞い申し上げます。
昨年も色んな事がありました。自然災害を前に人はなんと無力と感じたり、初の自国開催となったラグビーワールドカップではONE TEAMに一喜一憂。国内では30年ぶりに元号が変わり、平成から令和へと新たな時代の幕開けが記憶に新しいかと思います。皆さんはどうでしょう?タピオカですか笑?いよいよ五輪イヤーの2020年の幕開けでございます。
さて、今回は日本を代表する貿易港であり、人気の観光地・住みやすさでもこれまたトップクラスの常連都市、神奈川県横浜市(京浜地区)で営業をしておられるタクシー会社『アサヒタクシー(山手営業所)』へ体験入社をしてまいりました!
見出し
山手の丘のコンパクトな営業所。
山手…というと「山手線」だとか「山手通り」を連想される方が多いのではないかと思いますが、ここ横浜にも「山手」はございます。「やまて」と読みますよ!
最寄駅はJR根岸線の「山手駅」になります。
京浜東北線や横浜線、あるいは東海道線、横須賀線などで横浜駅から乗り換えると…いつのまにか「この電車は根岸線直通~」なんて電車のアナウンスが流れて戸惑うこともあるのですが、これは『地元あるある』ですので大丈夫(笑)!
その歴史は古く、戦前はおろか明治時代から外国人居留地が存在していた関係で、西洋の外交官が邸宅を構え、今でも観光名所となっているほど。山手一帯の丘陵地は現在も軒並み住宅地が密集しており、坂道…の域を超えた坂道を隔てて、バス停や最寄駅まで到着します。
横浜市中心部にも出やすく、隣駅は中華街や元町のある「石川町」、東京オリンピックの野球開催会場が最寄りの横浜スタジアムのある「関内」、みなとみらい21地区の最寄駅「桜木町」までもあっという間…
なのにトンネルを抜ければちょっと静かなノスタルジーなYOKOHAMAがあります。
ただ、通勤はもしかするとタクシー営業としてのデメリットである「運動不足」が解消できるという点では、ものすごく理にかなっているかもしれませんよ!
体験入社でアサヒタクシーへ行く場合は、山手駅までお迎えに来てくださいますので、ご安心ください。
営業所までの束の間、驚いたのは冒頭の通りの急坂!
それに連なるようにひしめき合う住宅街。
古くから住まれている家屋もあれば、近年出来たばかりであろうマンション、加えて高級住宅地…この付近は雪が積もることを想定して、すでに営業所でも全車両に「スタッドレスタイヤ」を装着しているのだそう。(2019年12月時点)
この山手・麦田・本牧は鉄道網が引かれておらず、公共交通手段がバス、タクシーしかない。(50年くらい前は市電が走っていたそうです…。)
決して批判的な事ではございませんが、これだけの都心部に近い場所でこれだけの急坂…当然自然と渋滞が発生してしまいがちで、決まったルートを通るバスですと、なかなか時刻通りに来てくれませんし、ましてや目的地まで座って快適にという保証もない中、~かゆいところに手が届く~タクシーは、地元の方々に通勤時間帯は大変重宝されているそうですよ。
そんなこんなで営業所に到着!中区山元町。すぐ目の前には根岸森林公園がございます。
営業所の敷地は、非常にコンパクトにまとまっており、修理工場も完備! 3階建てのスタイリッシュな社屋は伸びのびと研修が可能で、何より神奈川県内のタクシー会社では非常に珍しい待遇の『寮完備の企業』となっております。
敷地内に完備されており、これは地方から住まれる方には嬉しい待遇と言えるでしょう(入寮の際は各種条件あり)。
地理対策もバッチリ!需要が高い中区中心♪
まず、担当者様のご挨拶があり、アサヒタクシーがこの横浜市内でどのような営業を行っているのか?どのような営業方法を取れば、タクシードライバーとしてお仕事をしていけるのか、じっくり説明してくださいます。
東京都内で言うところの、『地理試験対策』に似ています。
でも、その内容は似て非なるもの、そこにまた面白さを発見できるんです!
都心は山手線内側、横浜は…?
横浜市に在住の方であれば、ピンとくるワードは多いかもしれませんが、主に営業方法としては「環状2号線の内側で仕事をする」…これには明確な理由づけがあって、きちんとニーズに応えるべく、横浜市内の独特の地理形状、年齢層、時間帯、交通網も含めた営業方法が鍵となってくるという事を教えてくださいます!
都心は山手線内側で営業すると良いとよく聞きますが、こと横浜ですと「環状2号線内側で営業」というのがそこに当てはまりそうですね。
首都高活用で1都3県へも!
近隣はありがたいことに首都高速道路も走っており、都心へ向かわれる方も珍しくないそうですよ!現にアサヒタクシーの近くには横羽線(K1)、狩場線(K3)や湾岸線(B)へもアクセスが容易の為、首都圏や羽田空港・千葉県の成田空港はもちろんのこと、遠い時は上野を超えて埼玉県の大宮までご乗車というお客様もいらっしゃるとか。
横浜にいながら1都3県に行ける可能性がるというのは、なかなか大きいメリットではないしょうか。
「横浜は都心をコンパクトにした感じ」…と言う人も中にはいますが、それとも違う、やはり駅前乗り場や、各種無線配車(アプリ・電話・病院やレジャーなど公共施設など)、当然ベッドタウン的な要素に応えつつも、横浜市中心部のオフィス街や観光地、横浜港に事務所を構える企業や乙仲業者などへのニーズも多く、タクシーとしての役割を確実に果たしているという印象でした。
今回体験入社を案内して頂いたアサヒタクシー山手営業所の教育担当を務める丹羽マネージャー。我々が体験入社の取材で、様々な質問などを投げかけても、丁寧かつ紳士的な対応をしてくださり、非常に親近感を持ちました。「いくら地元が横浜で~…という方でもすべての道を掌握しているわけではないですよね?そこも従順分かっていらっしゃるので、まずはゆっくりと研修しますので心配いりませんよ。」とのことです。
普段乗っているとわからない、タクシードライバーの規則や曜日ごとの営業方法、接客のコツ、メリットや注意事項なども…、業界を経験した方からこその「生き字引」ともいえる話がこうして聞けるのは大変貴重ですよね!
営業車両に乗ってタクシー同乗体験!
いよいよ次は実際に営業車両に乗って、『同乗体験』!※これはもちろんお客様の許可を得ております。
同乗体験で証明! 流し営業が成立
横浜市内を含む『神奈川京浜地区』のタクシーの大きな特徴の一つとして、関東の首都圏郊外では珍しく『流し営業』が場所によっては成立するという点でしょう。これは正直どの県にも滅多にないメリットでありましょう。
今回はお時間の都合上午前中の体験入社ではありましたが、実際にオフィス街・繁華街での営業となりますと流し営業はさほど珍しい光景ではないとか。それでいて、この時間帯でもお客様が「ヘイ、タクシー!」と必要としているのはすごいですね!(「ヘイ、タクシー!」と言っているかはわかりませんが…笑)
今回同乗体験をさせて頂いたのですが、冒頭に書きました本牧地区を走っていると、早速!
「根岸駅まで」というお客様がご乗車。
ちょうど来られたタクシーに、思わず手が上がったそうです。
ぶっちゃけ聞きたい…安全面
年末になってくると、やたら夕方のニュースなどで「タクシー車内のトラブル映像」…なんてのがよくクローズアップされますよね?
ああいったマスメディアの力で現場で起きていることを断片的にとらえてしまうと、タクシー業界どころか、交通運輸業そのものに対して尻込みしてしまう気持ちもわからなくはありません。
ただし、冷静に考えてみましょう。どんな仕事でも危険は付き物ですし、思わぬ事態は付き物。それに車の運転となればタクシーだけが事故を起こすわけでは絶対にありません。
リスクはハンドルを握るすべての方が背負っているのです。
なので、安心してくださいね!アサヒタクシーでは万一のために、タクシードライバーを守るため日々対策を講じております。
そのために車内防犯カメラもそうですし、防犯パネルも搭載。加えて事故時の対応・保障も、しっかりと行ってくれます。
タクシードライバーの皆さんは、研修や日々の営業も含め、接遇面などの向上を「ほんの少し」することで大きく変わるという事を、考えておくと良いでしょう。見慣れない使用機器もあったりすると思いますので、是非間近で見て触ってくださいね。是非その部分も体験入社で質問してみてくださいね♪ドライバーも安心できてなんぼです。
ぶっちゃけなかなか聞けない部分、でも実は一番聞きたい…でもどのタイミングで聞けばいいんだろう??その答えを是非聞いてみてはいかがでしょうか?
アサヒタクシーの魅力
営業の醍醐味をコンパクトに
横浜市中区を中心に営業する無線『ラジオタクシー』グループ。
市内タクシー会社トップ3のシェアを誇り、ハマっ子なら誰もが目にする水色と青のストライプに「Radio Taxi」の青い行灯。とかく特徴は観光タクシーや大手航空会社との連携を強化し、本格的な接遇教育を率先して行っている点。こと教育面に関しては県内トップクラスと言っても過言ではない丁寧さと合理性を兼ね備えた研修を各社で実施している。
とりわけ、地域によって大きく営業スタイルが変わる京浜地区において、アサヒタクシーの本拠地は横浜市中区。市内でも大手企業や官公庁も多く、法人契約を行ってタクシーを利用するお客様も多く、同じ横浜市内でも、「法人タクシーチケット顧客」「駅待ち営業」「無線配車」+「流し営業」というタクシー営業の醍醐味がコンパクトに味わえる。
無論、それは将来タクシードライバーとして入社した際、頑張れば頑張った分、成果としてあなたをホクホクさせるのではないでしょうか。地元でそれが出来るのではれば、たまらない部分も否めません。
だからこそ…だからこその体験入社なんですよ!
県内タクシーアプリ導入のパイオニア
そしてもう一つ、近年無線配車の中でとにかく注目なのが、DeNA社が運営する次世代タクシーアプリ『MOV』の普及を語らずにはいられません。
現在対応エリアは東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県など多岐にわたるものの、横浜市では2017年12月に先行して発足させたこともあり(当時旧名:タクベル)、シェアは相当なもの。現在では県内ほぼすべての地域で使用可能で、一部の無線会社を除き、神奈川県内でのタクシー会社は相当数のタクシー会社がMOVに参画しております。
時代は変わる!「AI予測」の乗務員向けナビアプリも
また、ちょうどこの取材の2日前にDeNA社から新たに発表があり『AI需要予測によるお客様探索ナビをスタート』というリリースが!!
都内では東京無線とNTTドコモ社が提携して既にスタートをさせているが、横浜市では初。無論他県では初(厳密には中区・西区・南区・神奈川区・保土ヶ谷区の5区で先行サービスを開始)。これにより、タクシー業界未経験者の方も、乗務中に道が不安な方、お客様がどこにいるかという不安を解消する一手と期待されており、今後徐々にエリアを拡大していきます。
アサヒタクシーでは率先して今回のサービスを乗務員に取り入れていくとのことです。これは要チェックですね!!
代表が語る『10年でハマのタクシーは大きく進化』
この上記2つのアプリ導入の始動に尽力されたのが、アサヒタクシーの代表取締役社長であり、神奈川県タクシー協会常任理事でもある藤井嘉一郎氏。当時から「既存の配車アプリではなく、将来的にはイベントの通知や電車の遅延情報、ICカードやクレジットなどの決済」などを打ち出しておりました。
さらに今回は、体験入社を通じて皆様にお伝えしたいことをお話し頂きました。
『タクシードライバーはもう、新たな時代の職種として大きく見直される転換点と言えます。地域・福祉・法人・観光・冠婚葬祭・各種送迎とタクシーのシチュエーションは多いのですが、多様化で時代が便利になるほど安全面や接遇の基本面が危惧されるもの。横浜市はこの10年で交通計画においてもタクシーに対する位置づけが大きく変わりました。業界の活性化は未だ道半ばですが、いかにしてお客様にタクシー=『公共交通機関』として、お客様のニーズに迅速に対応できるものであるかを、考えるきっかけとなる体験入社であってほしい。アサヒタクシーが目指すタクシードライバーはお客様に対して常にホスピタリティの心で安心と喜びを幅広いニーズに提供できる~トランスポーテーション・サービス・コンシェルジュ~なんです。きっといろんな発見があって、楽しい一日となると思いますので、是非お気軽にお越しくださいね。』
常に変化を遂げる横浜市内の様子をこの目で見てきたからこそ、独自の視点と今後のニーズに応えていくべく、公共交通機関としてタクシーの意義を様々な得策で考案する姿勢。そして何より『お客様に目的地まで快適にご乗車いただく』という奥深さを追求するまなざしは、熱い!の一言でした。
まとめ
日々目まぐるしく変貌を遂げるタクシー業界。
配車アプリ、MaaS、AI予測、ほんの10年前までなかったもの、10年前は毛嫌いされていた、あるいは「非常識」とさえ呼ばれていたものが、今「常識」となっている昨今です。
アサヒタクシーでは、常に時代の変化にしっかりと対応しつつ、公共交通機関として最も大切な「安全面」や「接遇面」を忘れずに、真摯に営業して今日に至っております。目的意識をブレずに乗務員に還元している姿勢がきっと体験入社を通じてお分かりいただけると思います。少数精鋭でファミリー的な雰囲気もこのアサヒタクシーの魅力!
是非足をお運びになって、一日タクシー体験してみましょう♪
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