体験項目について見てみよう!

体験プログラムについて体験入社の際、実際に体験出来るプログラムをご紹介致します。タクシー会社によって「実施可能な」プログラムと、「実施出来ない」プログラムがあります。気になる体験内容があれば、実施してくれるタクシー会社の情報を事前にチェックをしておきましょう!

同乗体験

タクシードライバーの実務体験が出来るプログラムです。大きく分けて「実際にお客様が乗車するケース」と「自分がお客様役になりお客様は乗せないケース」の2パターンがあります。「実際にお客様が乗車するケース」では車内での接客姿や、お客様をどの様にして見つけ出すのかなどを実際に体験することが出来ます。「お客様を乗せないケース」では運転技術や、接客方法を体験することが出来ます。敷地内での運転体験を行っている会社もあります。同乗体験では間近でプロの技術が見られるので自分がタクシードライバーになった時の事を想像しながら見学してみましょう!

地理試験講習

タクシードライバーになるためには2種免許に加え「地理試験」の合格が必要となります。東京の場合は東京タクシーセンターで実施しており、正式名称を「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」と呼ばれます。2科目に分かれていて、それぞれ「タクシー事業に係る法令、安全及び接遇」「当該指定地域に係る地理」両方の科目に合格する必要があります。当該指定地域に係る地理の場合、一回目の受験で合格する割合は「40%前後」と言われています。この体験プログラムでは、地理試験についての説明や、自社で行っている勉強方法を体験することが出来ます。簡単では無い地理試験ですが、出題パターンや傾向が存在しています。各タクシー会社によって、独自の教育カリキュラムが存在し、スムーズな試験合格が出来る様に研修を行います。事前に問題例や勉強方法を学ぶ場ですので、分からない事は質問してみるのも良いでしょう!

点呼、アルコールチェック体験

タクシードライバーは、出庫の前に必ず点呼とアルコールチェックを行います。点呼という名称を聞くと単なる出発確認をイメージするかも知れませんが、実際は「営業に役立つ情報の共有」や、「事故防止などの注意事項」を会社全体として共有する大切な場となっています。(朝礼の様なイメージが近いかも知れません!)アルコールチェックはタクシー会社を含めた運送業では、点呼と同時に必ず行います。一般的にも飲酒運転は法律で禁じられています。旅客運送事業であるタクシードライバーがアルコール検出される事はあってはなりません。万が一アルコールが検出された場合は、その日の乗務ができなくなってしまいます。出庫する前にどんな事をしているのか、生の現場を見る事が出来るプログラムです。アルコールチェックも体験出来るので前日の飲酒は控えておくと安心です。

車両機器の点検、操作体験

タクシー車両と言ってもいろいろなタイプがあり、おなじみのセダンタイプ、荷物が多いときや長距離移動でもゆったりご乗車いただけるミニバンタイプなど、お客さまのご利用シーンに応じた様々な車種があります。近年では「2020年の東京オリンピック」に向けて、新世代タクシー向け乗用車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」が各社で導入開始。このプログラムでは、タクシー車両・車両点検の見学や搭載機器の操作体験ができます。タクシーの車両には会計時に操作する端末や、カーナビ、表示灯(空車・送迎等)など様々な機器が搭載されています。そんなに難しい操作は必要ありませんが、どの様な操作をしているのか「実際に触れながら」体験する事が出来ます。車両点検は、オイルチェック等の出庫前に行う簡単な点検を見学出来ます。

観光タクシー体験

通常の業務とは異なり、「お客様と観光スポットを巡る」のが観光タクシー。単に目的地へ向かうだけでは無く、「観光案内」や「写真撮影」なども行い、お客様の想い出を一緒に作り上げるのがお仕事となります。観光タクシーは全てのタクシードライバーが出来るサービスでは無く、「東京シティガイド検定」や会社が定める試験にクリアした「観光のプロ」しか行う事が出来ません。実際の仕事内容を見ながら、一緒に観光巡りも出来る人気の体験プログラムです!
※観光タクシーは資格を持ったタクシードライバーしか行う事が出来ない為、状況によっては体験出来ない事があります。

会社案内と質疑応答、社内見学

管理職・内勤職員などドライバー以外のスタッフや、仕事内容の紹介、社内の設備を案内してくれる体験プログラムです。スタッフ紹介ではドライバー以外にも運行管理者試験に合格した「運行管理者」や、車両を安全に運転出来るように日々チェックする「車両整備士」の仕事などもあります。 個人タクシーでもない限りは会社組織になるので、一般的な「経理・事務・総務」の職員も在籍しています。体験入社の後、正式に自分が入社した場合にお世話になるかも知れない方々です。どんな仕事をしているのかを事前に知るだけでは無く、会社の雰囲気も合わせてチェックしましょう!タクシー会社は更衣室だけでなく「休憩室」「仮眠室」「浴場」を設けています。タクシー業界は男性の比率が多い為、会社によっては女性専用の設備が無いケースもあります。気になる方は女性用の設備が整っているかどうか、事前にチェックしておくか体験入社の際に確認しておくと良いかも知れません。その他珍しい設備では「LPガススタンド」「社員食堂」や「クラブ活動場」「スポーツジム」などを設けている場合もあります。最近では寮制度を導入しているタクシー会社が多くなってきています。寮に入居を希望する場合は、見学できるかどうかチェックしてみましょう!質疑応答で気になることはなんでも聞いてください!

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