タクシー業界では、就職・転職・面接をする前に「職場の雰囲気」や「ブランドの魅力」を肌で感じてもらい、本当に自分に合う会社かどうかを見極めて頂くための体験入社(職場体験)を行っています。
- 実際のタクシー車両に同乗して「現役タクシードライバーの仕事風景を見る」
- 社内を見学し「どの様な設備があるか」
など、自分が実際に勤務した後の姿をイメージしやすくなるような体験入社(職場体験) をする事が出来ます。
面接・入社を考えているけど少し不安がある方は、タクシー業界を知る為に、 まずは「体験入社(職場体験) 」をしてみる事をおススメします。
この記事では、帝都自動車交通グループの概要をご紹介しています。タクシー会社に体験入社(職場体験)する前に、業界知識として知っておくと良いでしょう。
※本記事では、帝都自動車交通株式会社直営(本体)のタクシー部門・子会社・タクシー部門の業務提携会社(フランチャイジー)を含み「帝都自動車交通グループ」と呼称しています。
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2019年8月現在、帝都自動車交通グループで体験入社(職場体験)が出来る会社はありません。
帝都自動車交通とは
帝都自動車交通は、東京23区・武蔵野市・三鷹市(東京特別区)を拠点とし、ハイヤー・タクシー事業を中核とする事業者であり、不動産事業も運営。
その歴史は長く、1938年に京成電気軌道(現在の京成電鉄)が帝都タクシーを設立してから、今現在に至ります。
タクシー事業においては、タクシー業界の大手4社として有名であり、丸に『帝』のマークで、黄色い車体に赤いライン(いわゆる4社カラー)のタクシー車両で多くのお客様に親しまれています。
※大手4社は、その頭文字をとり「大日本帝国」と呼ばれる事もあります。 (大和自動車交通株式会社、日本交通株式会社、帝都自動車交通株式会社、国際自動車株式会社)
帝都自動車交通は、京成電鉄株式会社を母体とするタクシー会社で、大手4社の中で唯一「私鉄の会社」を母体とし、帝都自動車交通を含む関連会社は京成グループと呼称されます。
【京成グループについて】
鉄道・バス・レジャーを中核とし、主に運輸・観光事業で社会に貢献。タクシー事業においても、帝都自動車交通をはじめ千葉県でも多数のタクシー会社を有する一大グループです。
帝都自動車交通を筆頭に、他私鉄系のタクシー会社・京成グループの各タクシー会社で共同して、タクシー配車アプリ『ココきて・TAXI』を運営。私鉄系の会社ならではの事業展開で、お客様のニーズに応えています。
その他、昨今のIT・グローバル化社会に対応する為に、前述の『ココきて・TAXI』英語版として「COME ON TAXI」の名称でもアプリ配信も行っています。
更には他社の配車アプリとの提携も活発であり、日本交通株式会社の関連会社である『JapanTaxi株式会社』が開発・運営する配車アプリ『JapanTaxi(旧:全国タクシー)』と2017年12月に提携。
アウトバウンド対策として、2017年10月にはニューヨーク市イエローキャブのタクシーで主要配車のアプリとして運用される『ARRO』とのリンクサービスを開始。
自社の配車サービスのみならず、他社との提携も行い幅広い範囲の集客を行っています。(他、東京ハイヤータクシー協会の「スマホdeタッくん」にも対応)
また、地域交流活動の一環として、母体である京成グループが主催・毎年開催している職業体験型学習プログラム『京成きっずアカデミー』にも参加。大規模な母体ならではの活動で、グループのファンを増やす取り組みを行っています。
※帝都自動車交通の参加は、直近で2017年開催のものとなります。
【会社概要】
総称 | 帝都自動車交通グループ |
従業員数 | 2,000名 |
車両数 | 帝都グループ 合計1,471台 タクシー666台、 タクシー(業務提携会社)367台、 ハイヤー438台 |
事業区域 | 東京都特別区及び 武蔵野市・三鷹市・千葉県東葛地区 (ハイヤー・タクシー) |
事業内容 | ● 一般乗用旅客自動車運送事業 (ハイヤー・タクシー) ● 自動車運行管理に関する代理業務 ● 不動産賃貸事業 ● 自動車有料駐車場 |
※帝都自動車交通のタクシー営業所は4営業所、ハイヤー営業所は10営業所となっており、子会社・フランチャイジーを除くとハイヤー営業所の数が多い特徴があります。※2019年8月現在
帝都自動車交通グループの営業方法
帝都自動車交通グループは、タクシー業界大手4社の一角として名を連ねており、そのブランド力により多くのお客様を獲得。私鉄の京成電鉄株式会社を母体としている事もあり、大手4社の中でも多彩な集客方法を取り入れている特徴があります。
ここでは、帝都自動車交通グループの主な営業方法についてご紹介致します。
【専用乗り場】
帝都自動車交通グループは、都内の主要箇所に専用乗り場を設置。帝都自動車交通グループのタクシー車両しか乗り入れる事が出来ない為、効率的にお客様を乗車させる事が出来ます。
~専用乗り場~
汐留シティセンターのりば/銀座のりば/東京ミッドタウンのりば
※他、タクシー優良事業者のみが乗り入れ可能な乗り場も利用可能
【安定した企業母体のブランド】
京成電鉄株式会社を母体とし、京成グループのタクシー部門の一角を担う帝都自動車交通グループ。1938年に前身の帝都タクシーが設立されてから、多くのお客様からの信頼を獲得しています。
東京のタクシードライバーは、「流し営業」と呼ばれる営業スタイルが主流であり、自分でお客様を獲得する必要がありますが、帝都自動車交通グループのタクシーは、そのブランド力でお客様から選ばれやすく効率的な営業を可能としています。
【様々な配車・連携サービス】
配車オペレーターによる無線配車、他私鉄系のタクシー会社・京成グループの各タクシー会社で共同のタクシー配車アプリ『ココきて・TAXI』(ニューヨークのイエローキャブ配車アプリ、『ARRO』とのリンクサービスも実施)や、JapanTaxi株式会社開発の『JapanTaxi(旧:全国タクシー)』とも提携。広い範囲の集客を行っており、様々な方法でお客様から配車の依頼が入ります。
就職先としての帝都自動車交通グループ
会社選びのポイント
帝都自動車交通グループのタクシー会社を就職先として考えた場合は、各社で異なる募集条件などをチェックしておく必要があります。
未経験者の方は、乗務開始から一定期間・固定の総支給額となる「給与保障制度」がある会社、東京都外にお住いの方は「寮制度」など、ご自身の希望に合わせた募集要件のタクシー会社をピックアップしておきましょう。
この他にも、チェックしておくと安心な項目があります。
チェックするべき項目例
就職先として帝都自動車交通グループを検討する際に、気を付けておくべきポイントをご紹介します。
一例になるので、不明な点、気になる内容は予め洗い出しておきましょう。
- 勤務形態(隔日勤務・昼日勤・夜日勤)
- 賃金形態(歩合やノルマ等)
- 資格(地理試験・二種免許)の支援制度
- グループ内の、他タクシー会社との違い
など、会社を選ぶポイントは他にも多数あります。
しかし、タクシー業界が全くわからずどこを見れば良いかわからない…という方は、まずは「体験入社(職場体験)」 をしてみる事をおススメします。
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2019年8月現在、帝都自動車交通グループで体験入社(職場体験)が出来る会社はありません。
まとめ
帝都自動車交通グループのメリットや、体験入社(職場体験)の情報をまとめました。気になるタクシー会社があれば、是非一度足を運んでみてください。
タクシー業界の事や、体験入社の事、分からない事がある方はお気軽にご相談下さい!無料の相談サービスを実施しています!
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