今や、コンビニエンスストアや飲食店など……街中を歩いていても、外国人の方が日本で働いているのはよく見る光景となっていますね。
タクシー業界とて例外ではなく、外国人の方が活躍しています。この記事では、外国人タクシードライバーについてお話いたします。(2019年9月5日現在)
TOKYO2020へ向けて
ついに来年に開催を控えた東京オリンピック・パラリンピック。
海外からの観光客が増加している中、外国人(籍)タクシードライバーが活躍の場を広げています!
みなさんは、自身が話すことのできない言語の外国へ、海外旅行へ行くことになったら…
移動も難しく、観光もスムーズにいかないかも?なんて不安も出てくるのではないのでしょうか。
そこに自身の母国語を話すことができるタクシードライバーさんがいたら、スムーズなやり取りで知らない土地を移動でき、感動するに違いありませんよね!
語学力を生かしお客様を目的地に的確にご案内し、さらに日本の魅力やおもてなしの心を伝えることができる重要な人材として、積極的に外国人タクシードライバーの採用を進める企業が増えています。 まさに世はダイバーシティの波が押し寄せていると言っても過言ではないでしょう。
外国人がタクシードライバーになるまで
ドライバーのお仕事に限らず、外国人の方が日本で働くときにネックとなるのが、『在留資格』です。在留資格とは、 外国人の方が本国に入国・在留して行うことのできる活動等を類型化したものです。
さらにタクシードライバーになるためには…
- 二種免許
- 地理試験(東京都特別区武三地区・神奈川県京浜交通圏・大阪府大阪市域交通圏の指定地域のみ必要)
が必要となり、試験はすべて日本語。読み書きができ、日本語でのコミュニケーションが問題なく取れることも必須条件です。
二種免許や地理試験を取得するのは日本人にも決して簡単なものではありません。 今まで日本ではない国で生まれ育った方にとっては、さらに難しいものでしょう。一朝一夕にできることではありません。
また、日本のタクシーサービスは高い質を誇り、『乗せて運転するだけ』ではなく、『安心かつ安全に目的地へお送りする』職業です。おもてなしの心を存分に発揮し、常にお客様に満足してもらえるサービスを提供しなくてはならないことも、時には壁に感じるかもしれません。
今日本で活躍している外国人タクシードライバーは、大変な努力をしてきたのだと思います。
注目される外国人ドライバー
実際に日本でタクシードライバーとして働く外国人に焦点を当て、テレビ番組などのメディアが度々取り上げているのを目にします。
持ち前の語学力を使い外国人観光客を案内し、とても生き生きとお仕事をされている様子が伺えます。
弊社が外国人ドライバーの積極採用をしているタクシ-会社様の現場に訪問した際には、数名の外国人ドライバーに出会うことができました。
普段はなかなか会えない外国人タクシードライバー。出庫前のこの笑顔がとても印象的で、 『日本のタクシードライバー』としての誇りをもっているようでした。
相当な努力を経て得たであろうこの職。おそらく、乗務が始まってからも新しく覚えることが山ほどあると思います。その仕事をすることに、楽しさを感じている様子でした。
まとめ
着実に増えてきている、日本で活躍する外国人タクシードライバー。
ですが、 今後外国人観光客が増えれば、 外国人タクシードライバーの需要もさらに上がってくるでしょう。様々な国のタクシードライバーがいれば、海外から観光にいらっしゃる方もより安心して訪日できると思いますので、まだまだ増えていってほしいものです。タクシー体験入社.COMでは外国籍ドライバーの方も上記条件を満たしていれば体験可能です!
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