近年、若手のタクシードライバーの需要が大きくなってきています。では、運転経験のないペーパードライバーでもタクシードライバーになることは可能なのでしょうか。ここでは、ペーパードライバーがタクシードライバーになる方法を紹介していきます。
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ペーパードライバーでもタクシー運転手になれる?
ペーパードライバーでもタクシードライバーになることは可能なのでしょうか。また、なれるとしてもそのまま運転業務を行えるのでしょうか。ここでは、そうした疑問に答えていきます。
タクシー運転手になることは可能
結論から先に言うと、ペーパードライバーでもタクシードライバーになることは可能です。
しかし、免許は持っていてもペーパードライバーであれば運転に十分に慣れていない人が多いでしょう。そうした人には、自動車教習所で行っているペーパードライバー教習をおすすめします。
そこで十分に運転に慣れてからタクシー会社を探すのがいいでしょう。自分の自動車を持っている場合には、こうした制度を積極的に利用して、十分なドライビングテクニックを身につけておくことをおすすめします。
二種免許の取得が必要
ペーパードライバーとはいえ、免許を持っていれば法令上は運転することには問題はありません。しかし、タクシードライバーとして働くには、「旅客の運送を目的とした運転」ができるようになる第二種運転免許が必要になります。
第二種運転免許の取得条件は、第一種運転免許を取得してから3年以上経過していることとなっています。そのため、18歳時点で最短で第一種運転免許を取得しても、そこから3年経過していないといけないので、タクシードライバーとして働くには実質21歳以上でないといけないということになります。
なお、第一種運転免許の取得からの3年間については、運転経験は問われません。そのため、ペーパードライバーであっても第二種運転免許は取得できます。しかし、長期間に渡って運転をしていないとやはり不安もあるでしょう。
ですが、ペーパードライバーには、運転に慣れていない分基本に忠実でクセのない運転ができるというメリットもあります。ペーパードライバーだからといって第二種運転免許が取得しにくいとは限りません。むしろ上記のようなメリットから、取得しやすいともいえるのです。
タクシー会社によっては講習が受けられる場合も
実は、ペーパードライバーで第二種免許を持っていなくてもタクシー会社に就職することは可能です。なぜなら、タクシー会社によっては就職後に第二種免許取得のための講習を受けられる場合があるからです。中には、第二種免許取得のための費用を全額会社で負担してくれるところもあります。そのため、第一種免許しか持っていないからといって尻込みする必要はありません。
しかし、ペーパードライバー講習を行っているタクシー会社はあまりありません。そのため、基本的なドライビングテクニックに自信がない場合は、まず自動車教習所でペーパードライバー講習を受けておくことをおすすめします。タクシー会社でのペーパードライバー講習を受けたい場合は、希望のタクシー会社が講習を行っているかどうかをきちんとチェックしておきましょう。
いきなりタクシー会社に行くのは不安・・・まずは体験入社に行こう!
ペーパードライバー講習を受けて基本的なドライビングテクニックを思い出したとしても、やはり人を乗せて車を走らせるタクシードライバーは責任重大な仕事です。それに、どんな仕事でも今まで経験のない仕事に足を踏み入れるのは不安があるものです。そうした人におすすめの制度が、体験入社です。
「タクシー体験入社.com」から体験入社を申し込めば、気軽にタクシー会社の体験入社に行けます。さらに、その会社にぜひ入りたいと思ったら、体験入社のあとに面接に進むこともできるのです。面接ではないので気軽に参加できるのも、大きなメリットだといえるでしょう。
まとめ
ペーパードライバーであってもタクシードライバーになることは可能です。まずはペーパードライバー講習などで運転のカンを取り戻し、第二種免許を取得するのがいいでしょう。タクシー会社によっては講習が受けられる場合もありますので調べてみて下さい。また、いきなり面接を受けるのが不安な人は、体験入社という手段もあります。