定年後の仕事はタクシードライバーがある

定年後には、どんな仕事をしよう……。と、仕事をどうするべきか悩んではいませんか?

長く会社に勤めていた人であれば、比較的自由な働き方が可能な職種を選びたいところでしょう。

そんなあなたに、タクシードライバーはおすすめです。
タクシードライバーは平均年齢が高く、定年後にも働きやすい職種だからです。

今回はタクシードライバーの平均年齢や、必要な資格などを紹介します。

タクシードライバーの年齢はどれぐらい?

「タクシ-ドライバーとして、働きたいけれど年齢が気になる」と不安に感じてしまうでしょうか。

ですが、タクシードライバーといえば、他業種と比べると“年齢が高い人が多い”というイメージを持っていませんか。

それもそのはず、タクシ-ドライバーの平均年齢は58歳で、実は全産業よりも平均年齢が高いのです。
2015に行われた調査によると、法人タクシードライバーの65歳以上の割合が27.4%で、10年前と比較すると、なんと5倍に増加しています。

これらの調査から、タクシードライバーは高齢者が多く、タクシードライバーの高齢者が増え続けていることが伺えますね。

つまり、高齢者のタクシードライバーが増えているということは、それだけ定年退職後でも雇ってもらいやすいという側面があるのです。

定年後にできる仕事がないのでは……と不安に思っている人は、タクシードライバーになるのもひとつの案ですね。

次に、タクシードライバーの資格について説明しましょう。

タクシードライバーになるには資格はいる?

「定年後にタクシードライバーになろうかな」と考えたとき、ずばり気になる点が“資格が必要か”という点ではないでしょうか。

タクシードライバーになるためには、自動車二種免許が必要です。

また、自動車二種免許取得のためには普通自動車免許を所有してから、3年以上経過していることが条件です。

自動車二種免許が必要だから、「自分は、タクシードライバーにはなれない」と思うのはちょっと待ってください。

実は自動車二種免許は教習所に2週間ぐらい通えば取得が可能で、しかも取得にかかる費用はタクシ-会社が負担してくれるケースがほとんどです。

つまり自動車二種免許の取得は、それほど大変なことではないのです。

自分の資格やスキルが増えるだけではなく、会社にもよるものの費用の心配がないため、むしろ定年後の転職として良い待遇ではないでしょうか。

自動車二種免許が必要だからとあきらめず、前向きに検討したいところです。

タクシー運転手に年齢制限はある?

定年後も働きたいと思って就職しても、年齢制限があり、またすぐに退職しなければならなくなっては大変ですよね。

どうせ転職するのなら、健康な体と判断力、運転技術がある限り、なるべく長く働きたいものです。

タクシードライバーの年齢制限についてですが、各種法令に基づき年齢の制限はありません。
※ただし、個人タクシーはその限りではありません。

全産業よりもタクシードライバーの平均年齢はなんと16歳も高く、タクシードライバーや会社によっては、70歳を超えても働いている人は少なくありません。

安全運転を心がけ、安全で質の高いサービスを提供できれば勤務に問題はないのです。

とはいえ、75歳以上のドライバーの死亡事故は75歳以下と比較すると約3倍も多く起っています。高齢になっても安全運転ができるよう、下記の点に留意していきましょう。

・加齢で視力、動体視力が低下していく傾向があるため、慎重に運転する
・安全確認は目視だけではなく「右よし」「左よし」など声もだす習慣をつける

日頃から、上記の項目に気を付けて運転をしていきましょう。

まとめ

タクシ-ドライバーの平均年齢は58歳で、実は全産業よりも平均年齢が高く、定年後にも働きやすい特徴があります。

また、年齢制限も定められていないため、健康で質の高いサービスを提供することができれば、長く働ける仕事です。

定年後の仕事を考えているのであれば、タクシードライバーも視野にいれてみませんか?