東京無線グループとは?
- 名称
- 東京無線グループ
- 営業地域
- 東京23区と武蔵野市・三鷹市を営業区域とするタクシー会社
- 特徴
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正確には「東京無線協同組合」。それぞれ独自の方法で営業していた複数のタクシー会社が、複数社集まって協力し、一括して配車ができるよう1961年(昭和36年)に発足した。グループは緑にイエローのストライプの車両と黒塗り車両がある。発足当時の名称は「東京城西旅客自動車事業協同組合」。テレビ、ラジオ関連にチケット取引先が多く、メディア露出が多いことでも有名。ドラマや映画などに東京無線の車両が登場することもしばしば見られる。
独自の制度として、通常タクシーセンターから発行される乗務員証とは別に、上級乗務員資格制度(サービスリーダー、タワーリーダー)を取り入れており黒塗りの車両に乗る乗務員はこの資格を取得する必要がある。
タワーリーダーは「直近の3年以内に東京特定指定地域でタクシー乗務を2年以上」「直近の3年以内に50%以上の過失になる人身事故を起こしていない」などの一定基準を満たした者が受験資格を得ることができ、更に独自の地理試験に合格する必要がある。
サービスリーダーは各社からの推薦が必要となり、自社のみにとどまらず、東京無線に加盟している乗務員を指導する指導員資格を有する。乗務する車両にはサービスリーダーを表す表示が付けられている。
2007年にはツタヤと業務提携しティーポイントサービスの開始、2012年にはスマートフォンの配車アプリ「すぐくるタクシー」をリリース、2013年にはSuicaやPASMOなどの決済サービスも開始するなど、独自の営業を展開。東京警察病院、日本赤十字社医療センター、公立学校共済組合関東中央病院、荻窪病院、中野セントラルパークサウスなどに専用乗り場もある。
2013年12月現在で東京特定指定地域内で無線配車数はNo.1。